栗の下茹で〜マロンペースト作り♪
本格的な栗のシーズン到来!ですね!
去年は栗に泣かされたので(笑)今年は早くからたくさんクリをゲットして皮を剥いて生のまま冷凍したもの、茹でたもの、冷蔵保存しているもの、などなど、たくさんのバリエーションで保存しています!
栗仕事って、なんだかめんどくさい!って思っている方も多いと思いますが、確かに生栗の皮を剥くのはとっても大変です・・・
でも、マロンペーストにして冷凍しておけば、いつでも栗のお菓子やパンに使えたりと、甘いもの好きさんにはたまらないのでは?と思い、こちらに一通りの作業工程を載せてみました。
ぜひご活用くださいね♪
栗のおすすめ保存方法
まずは、栗の保存方法から。生?茹でてから?皮剥いてから?いろいろな保存方法があります。
生のまま保存する(冷蔵保存)
栗を買ってきてすぐに茹でたり皮を剥いていませんか?
実は栗は野菜室で追熟することで、より一層甘みが増します!
なので、保存、というよりは、甘みを引き出すために、2日〜1週間(もっとでもok)ほど、野菜室で寝かせてくださいね♪
生のまま冷凍する
冷蔵室で寝かせた後、鬼皮を剥いてからジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫で保存します。
栗ご飯やスープにする時などは、この方法でもすぐに使えて便利ですね!
何よりも、和栗の美味しさは韓国産や中国産と比べ物になりません。
甘くないお料理などにいつでも和栗を使えるように、1ネット分くらいはこの方法で保存するのもおすすめです。
マロンペーストを冷凍保存する
今回おすすめする方法です。
スイーツ限定になってしまいますが、日持ちもするし、お料理のように比較的旬にとらわれないジャンルでは、年中マロンのスイーツが食べられるのは嬉しい限り!かと(私はあまりスイーツいただきませんが汗)。
まずは栗を鬼皮付きのまま茹でてからペーストにし、小分けにしてラップ、ジップロックで冷凍保存する方法です。
では早速茹で方から順を追ってみていきましょう♪
栗を茹でる
栗の茹で方もたくさんありますが、時間をかけず最小限の火入れでふっくらと茹でられる方法をお伝えしますね^^
⑴鍋に栗1ネット(500g程度)に対し、1.5リットルの水と栗をいれる。ここで、浮いてくるものがあれば、お尻を少しカットしてみて中をチェック!虫食いだったり、カビたりしている可能性があります。問題なければ、そのまままた水に戻してok。
塩小さじ1を一緒に入れ、中火にかける。
⑵ぶくぶくと沸騰してきたら少し火を落として蓋なしで25分(スーパーの栗=1個15〜20g程度の大きさ)〜35分(1個25gくらいの大きなもの)、蓋なしで茹でる。
⑶ひとつ半分に切ってみて、茹で上がっているか確認。中心まで柔らかくなっていれば大丈夫です^^
⑷ザルにあげ、そのまま3〜4時間ほど置いて冷ます。→この状態で時間をおくことで、中までしっとりとした茹で栗になります。
ちなみに、このままここで冷凍することもできます。
いただくときには冷蔵庫で自然解凍してから、ペーストにしたりそのままくり抜いて食べたりできます^^
ペーストを作り、小分けにして冷凍保存する
ペーストにしていきましょう♪
⑴冷めた栗を縦に半分に切って、スプーンなどで中身をかき出す。
このとき、あまりにしつこくこそげ撮っていると、渋皮も一緒に剥がれてしまうので、程々に。笑
⑵全て中身をくり抜いたら、スケールに乗せて重さを計る。→今回は330g。
①栗の半量の牛乳(または生クリーム)→165g
②栗の30%の甜菜糖→約100g
を計算し、一緒に鍋に入れる。
⑶中火にかけ、沸騰してきたら少し火を落として2分加熱し、少しとろみがついた感じで火を止める。
⑷粗熱をとって(30分〜1時間程度)ハンドミキサーでペーストにする。
⑸小分けにしてラップをし、ジップロックに入れて冷凍する。
マロンクリームでモンブランにも!
ペーストに仕上がったものは、いろいろなものに使えます。
パンに練り込んでもいいですし、泡立てた生クリームを加えてモンブランクリームを作るのもおすすめ。
私はあまり甘いものはいただきませんが、11月のレッスンのデザートにはモンブラン風パルフェを予定しています^^
みなさまも、栗がたくさん出回っている今、ぜひ下処理して保存してみてくださいね♪
モンブランなどにも!マロンクリームのレシピはこちら
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