超強烈なお鍋のコゲの落とし方
私にはとても大事に長年使い続けているお鍋がいくつかあるのですが、そのうちの一つ、ル・クルーゼの黒の20センチ鍋を、先日見るも耐えない状態に焦がしてしまいました。泣
原因は、塩麹。
サラダチキンを作ったお鍋に、少量残る液体(塩麹+肉汁)が美味しいので、いつも何かしらに使っているのを、その時も一度に立たせてから保存しようと一応念のため弱火で加熱していたら、すっかり忘れて30分!!
気づいた時には時すでに遅く。。
真っ黒焦げに分厚く塩麹のつぶつぶの高知を残したまま炭化した鍋底・・・
ナイフやへらで少し削ろうと頑張ってみても、びくともしません泣
そのうち、見ているのも辛くなり、水につけたまま放置、、という状態で1日過ぎ、2日過ぎ・・・
瀕死のお鍋を生き返らせたい・・・
気持ち的には8割くらい諦め、20センチってとても使い勝手が良いので、正直、レッスンでもないと困る!ということで、すぐに新調する必要があり、「次、どうしようかな」なんて薄情に考えてしまったんですが。
たまたまその合間に会った友人の「そんなの絶対に落とせるって!」という力強い一言で、少しだけ頑張ってみようといろいろ調べてみました。
でも、この段階では、友人はその「コゲ」を見てませんし、想定している焦げ方ではないんだけどな・・・と思いながら笑、でも一応やってみるか!ということでまずは友人がいうところの”100均のコゲ取りスポンジ”を検索。
ありました!コゲとりスポンジ!
ネットでも「100均 コゲ スポンジ」と入れたら色々出てきて、中でも実際に使った人が書いていたブログを見て、とりあえずこれ!というものに目星をつけて、いざダイソーへ。
ダイソーでも、ずらっと並んだスポンジコーナーの一角にコゲとりスポンジ系がいくつかあり、予定していたものと、もう1種を購入。
今回主に役立ってくれたのは、特に左の硬い方でした。
実際に使ってみました
まずはいきなりゴシゴシしても取れるはずはなく。
コゲとりの時にお世話になっている重曹くんにお手伝いしてもらうべく、まずはお鍋に大匙1強の重曹を入れ、水を鍋の半分くらいまで注ぎ中火にかけます。
ぶくぶくしてきたら、そのまま5分加熱し、火を止めたら2時間放置。
その後、スポンジでゴシゴシするわけですが、1回目ではそれほど落ちる気がしなかった頑固なコゲ。
その後、2回、3回としつこくここまでの工程を繰り返し、ようやくポロポロとハゲてきてくれたコゲちゃんたち!
これ、、すごいかも!!
生き返ったル・クルーゼ!
時間はかかりましたが、その後、3度目の重曹ぶくぶくを経て、鍋底に直接重曹を擦り付けたりしながら、力任せに焦げと格闘した結果、見事!焦げ付く前の状態にまで復活しました^^
以前に経年劣化と手入れの不十分さで剥がれてしまったそこの部分は少し広がってしまいましたが、今では手に入れることが難しいこの塗装なしのブラックル・クルーゼ。
一時は手放す(捨てる)覚悟までしたのに、わずか100円のたわしに助けられるとは!
諦めないこと、一生付き合うこと
今回、改めて思ったのは、何事も簡単に諦めたり放棄してしまってはもったいない、ということ。
この便利なご時世、ネットを調べれば色々手段や方法は出てくるわけで、試してみてからでも遅屋内よね、と、早まらなくて本当によかった!と、友人にもスポンジにも感謝!
そしてもう一つ。
あんなにゴシゴシ、親の仇みたいにひどく擦ってしまったのに、ル・クルーゼってば、全くびくともせずにほぼ同じ状態にまで復活してくれて。
本当に一生もののお鍋なんだ!と感激しました。
これからも、ずっとよろしくね、もうタイマーかけずにほったらかしにしないよ、と心から誓ったのでした・・・
みなさまの大事なお鍋が焦げた時、是非ともご参考にしてくださいね♪
ちなみに、鉄やステンレス製のお鍋にしか向かない方法のようなので、テフロン加工のもの、ホーローのものなどにはやらないでくださいね〜汗