ココナッツオイルの効果⑷〜加齢とココナッツオイル〜
これまで
*アンチエイジング効果
*ダイエット効果
*火傷の応急処置
と様々な効果をまとめてきましたが、今回は「加齢ととココナッツオイル」について。
そう、物忘れ・・・
年々ひどくなっている気がする私も、決して他人事ではありません。。汗
アルツハイマーにも効く?
加齢とココナッツオイルと書きましたが、年齢にかかわらず興味深い問題であるかと思いまが汗
ココナッツオイル、ある研究結果に基づき、アルツハイマーに効果があるということがわかっています。
その働きの主力が、またまた「ケトン体」です。
ケトン体とは、ココナッツオイルの主成分である中鎖脂肪酸が体内に入ると肝臓で変換されて作られる物質のこと。
脳のエネルギーになれるのはブドウ糖なのですが、それに唯一代われる物質が「ケトン体」なんです。
一方、アルツハイマーとは、加齢により、うまくブドウ糖を脳で代謝できなくなってしまうことが原因でなる病気。
脳は唯一ブドウ糖を栄養源として働いてくれるので、ブドウ糖を代謝できない=栄養を摂ることができない状態となることで、脳が働けずに物忘れや行動の制御がきかなくなるなどの症状が出てしまう、それがアルツハイマーです。
なので、ブドウ糖に代わる栄養素「ケトン体」をうまく摂取し活用することで、脳の働きを正常に戻してくれるというものなのです。
実際に、アルツハイマーと診断された人にココナッツオイルを一定期間摂取してもらって検査すると、書いてもらう絵にはっきりと違いが出ているそうです。
MCTオイルとアルツハイマー
中鎖脂肪酸だけを抽出したオイル=MCTオイルというものも売られています。
こちらももちろんアルツハイマーに効果的。
ただ、瞬発力、即効性はあるものの、効果の持続性はココナッツオイルの方が有効と言われているようです。
どちらも状況によって併用しながら、というのがオススメ。
もちろん、本格的に病気の治療に取り入れるためには、にわか知識で自己流に行うのではなく、専門医に相談の上、上手に生活に取り入れていくのが大前提です。
知っておきたい活用法のポイント
まだまだ未知の力を秘めていそうなココナッツオイルですが、冬場に固まる=寒冷地には向いていないという性質も持ち合わせています。
南国特有の食べ物、飲み物、調味料などは、やはりその土地に合ったものなので、体を冷やす効果があるものがほとんど。
ですので、冷え性の女性や成長期のお子ちゃまにも、冬にはお勧めできません。
私は、夏はココナッツオイル、冬は太白ごま油、というように、クッキングオイルは分けています^^
どちらも、朝起きてすぐのオイルプリング(うがい)にも抗菌作用などがあってもってこいなんです。
何事も、
絶対にこれ!!
と決めつけず、自分に合った、季節にあった、環境にあったものを見つけることが大切。
少しでもみなさまの選択のお手伝いができれば幸いです。
次回は、子供の成長とココナッツオイルについて、です^^