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ココナッツオイルの効果⑵〜ココナッツオイルとダイエット〜

ココナッツオイルの効果⑵〜ココナッツオイルとダイエット〜

前回のコラム、ココナッツオイルの効果⑴に続き、ココナッツオイルのケトン体について書いてみますね^^

前回は、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が、肝臓で変換されてできるケトン体アンチエイジングにいいというお話でした。

今回は、夏前にみなさん興味深い、
ダイエット
に関してです!

ココナッツオイルがダイエットに効くのはなぜ???

ココナッツオイルはダイエットに効く、と言われているのですが、オイルのカロリーは全てにおいてほぼ同じ。

100gで920kcal。大さじ1で110kcal。

ドレッシングを作る時、大さじ1くらい入れますよね?

それだけで100kcalオーバーなわけです!

コンビニやファミレスでサラダのカロリーが書いてありますが、お野菜はメインのサラダのカロリーは、ほぼドレッシングのカロリーといっても過言ではありません。


ココナッツオイルも例外ではなく、同じだけのカロリーがあり、しかもモデルさんたちが言うように


朝大さじ2杯


のココナッツオイルを飲んだりしていれば、それだけで220kcalも摂取しているわけです。

なのに、


痩せ体質になれる。


と豪語していて、本当に体型をキープしているのはなぜなんでしょう??

すごいぞケトン体!

中鎖脂肪酸ケトン体は、主に動物性油脂に含まれる長鎖脂肪酸と違い、腸での消化吸収に消化酵素を使わずとも即吸収されるので、そのままエネルギーとして使われます。

よって、どんなエネルギー源よりも先に代謝するので、体にたまらないのです。

全ての油をココナッツオイルに変えるだけで、1年後に数キロ痩せたという報告もあるそうなので、痩せるオイルと言われるのはその辺から来ているのでしょう。

ココナッツオイルの注意点

でも、ここで一つ注意したいのが、ココナッツオイルは暑い国で採れるオイルだということ。

よって、体を冷やす効果があります。

冬場に白く固まって使いにくいのも、そういった自然の摂理から来るのでしょうね。


特に冷えを気にしない、香りが好きだから使いたい、という場合には使っていただいて構いませんが、30代以降の女性は冬場は特に冷えを気にする方多いので、その辺は注意したいですね^^

何事もバランスですと常にお伝えしていますが、私も常に数種類のオイルを常備していて、調理法や季節などによって使い分けています。

ココナッツオイルの効果的な摂り方

それましたが、このケトン体によって痩せたいのであれば、ただココナッツオイルだけを摂取するのではあまり意味がありません。

ケトン体体質というのですが、ケトン体が体内で活躍してくれればくれるほど、太りにくい体質=ケトン体体質になると言われています。


でも、ただケトン体を増やすためにココナッツオイルを摂取しまくっていればいいわけではありません。

前述したように、ココナッツオイルは脂質ですから、それなりにカロリーもあり、体にいいからといって今までの食事にプラスだけしていたら逆に太りかねません。

何が大切かというと、


糖質制限をすること。


炭水化物ダイエットをしろという意味ではありません。

現代人はとかく糖質依存症と言われています。

うどんやパスタなどの麺類や丼モノ、カレーやサンドイッチなど、手軽に食べられるものは特に糖質メインです。


その、糖質がケトン体の働きを阻害してしまうんです。


とっても簡単に言うと、同時に体内にあると意味がない、ということです。


ですので、ココナッツオイルを朝食でいただくとしたら(朝食で摂取するのもポイントの一つです。脳を活性化させ、すっきりと目覚めさせてくれます。)一緒に炭水化物(糖質)をとらないこと。

トーストにココナッツオイルを付けて食べるのが大好き!という女子、とても多いのですが、ダイエット目的なら全く意味がないのでやめましょう。笑

美味しいからいいの、というならもちろんオッケーです!


また、つけたり混ぜたり炒めたりするのでなくとも、同じ食事でいただけば同じなので、

ココナッツオイル=食べて痩せる

と思っている人は、今一度食事を見直してみましょう♪


おすすめは、朝食には野菜中心のスムージーとココナッツオイル(果物も糖質なので、大量に食べては意味がありません)、ランチには好きなもの(麺類や丼ものでも)、夜は主食を少なめにして、タンパク質やお野菜を中心にいただく。


というのが理想かなと思います。

自分の食をデザインする

私はしばらくこんな感じの食スタイルですが、時々ホームパーティーや飲み会などで飲みすぎたり食べ過ぎたりしていても、ほぼ体重は変わりませんし、お肌の調子もいいです^^



ということで、ココナッツオイルは

摂取方法をきちんと分かっていれば、痩せるオイルとしても活用できる

ということです。


一度食事のリズムができてしまうと、なかなか改善は難しいと思いますが、逆に、一度いいリズムをつかんでしまえば、そうそう崩れることはありません^^

食生活の見直し、とよく言われていますが、この言葉自体とてもやらされる感みたいなのがあってなかなか浸透しにくいワードだと思っています。

見直す、のではなく、自分自身の体の声を聞き、それを叶えてあげる=食をデザインすることに意識を切り替えると、なんだか楽しい気持ちになってきませんか♪


次回は、ココナッツオイルの第3、第4の活用法について、お話ししますね。





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